大樹寺【愛知県岡崎市】
大樹寺は松平家、徳川家代々の菩提寺です。大樹寺といえば有名なのが、桶狭間の戦いで敗走した家康が自害しようとした時、それを思い留まらせたのが大樹寺の住職の「あなたには、この世を住み良い浄土とする役目がある」という言葉。
それがその後の家康の馬印「厭離穢土 欣求浄土」となりました。
大樹寺の三門・総門からは真っ直ぐ3キロ先の岡崎城が望めます。それは、三代将軍家光が「大樹寺から祖父の地である岡崎城が何時でも望めるように」と伽藍を配置した事に由来して、今でもビスタラインと呼ばれるライン上の建物は高さ制限がされています。400年の時を超えて、想いが続いているって良いなぁと思います。
天気が良い日はクッキリと岡崎城のシルエットが見えます。
御朱印帳も購入しました。シックなデザインの中に葵の御紋が渋いです。
御朱印には先ほどの「厭離穢土 欣求浄土」が書かれています。