禅居庵(摩利支天堂)【京都市東山区】
建仁寺の塔頭にある禅居庵は、鎌倉時代に建仁寺の住職として招かれた清拙正澄が自身の守護神である摩利支天を祀った堂を建てた事から摩利支天堂と呼ばれるようになったようです。
摩利支天は猪の背に乗っている事から猪年の守り神だという事で、摩利支天堂には狛犬ならぬ狛猪が所々に鎮座しています。
手水も猪でした。可愛いです。
摩利支天と言えば自分は『花の慶次』で知りました。信長に桶狭間での勝利を告げたのが摩利支天の巫女だったり、戦国時代の勝利の女神みたいな存在だったというイメージです。元は古代インドの女神マーリーチーと言われていますね。
ここは金沢の法泉寺、上野アメ横の徳大寺と並んで、日本三大摩利支天というそうです。今度、アメ横の徳大寺に行こう。
御朱印は書置きですが、荒々しくて良いですね。