知恩院【京都市東山区】
南禅寺から地下鉄東西線の東山駅方面へ南西に向かいます。平安神宮から神宮道を真っ直ぐ南下する場所に広大に広がるのが知恩院です。今回、永観堂と共に自分の中のメインの一つでした。
浄土宗の総本山であり、法然上人の没した地であり、徳川家康の菩提寺でもある知恩院です。家康400年忌記念の御朱印と三門特別公開記念の御朱印を戴くのも目的の一つでした。
多宝塔です。
阿弥陀堂の脇に桜が咲いていました。
法然上人御堂です。従来は集会堂というらしいですが、御影堂の修繕期間中は「法然上人御堂」と呼んでいるようです。期間中だけなのかもしれないですが、元祖大師御尊像の御尊顔を拝めます。
さすが家康ゆかりの場所だけあって、そこかしこに葵の御紋が見られます。
この階段の上に勢至堂や濡髪大明神があるのですが、体力的に階段昇れる自信がなくて今回はやめておきました。次回は勢至堂にある紫雲水のモリアオガエルの産卵の時期とかにあわせて昇りたいですね。
大鐘楼です。ここも階段が急でしんどかったですが、なんとか頑張りました。それにしても間近で観るとデカいです。
御影堂は2019年まで大修理。
御朱印を頂く小屋の脇に葵の御紋を背負った象が並んでいました。これなんだろう?すごく良いなぁと思わず写真撮りました。
さて、当日は三門が特別公開中でしたので、拝観料を払い昇ってみました。階段がとんでもなく急な勾配で、綱を握って昇る仕様でした。そして、絶景。南禅寺に負けない絶景なんじゃないでしょうか?
楼上内部は仏堂となっており、中央に宝冠釈迦牟尼仏像、脇壇には十六羅漢像が整然と並んでいますが、圧巻でした。圧倒されます。また、壁や天井には狩野探幽とその一派による天女、飛龍が極彩色で描かれていて、荘厳な雰囲気に息をのみます。
御朱印は5種類を頂きました。達筆で感動です。
まず法然上人。
勢至菩薩です。
圓光大師二十五霊場の御詠歌の御朱印です。
そして、家康400年忌の記念の御朱印。「欣求浄土」と葵の御紋です。