歌舞伎稲荷神社【中央区銀座】
東京メトロの東銀座駅を出るとそびえ立つ歌舞伎座が見えます。その敷地内脇に小さな稲荷神社があります。それが歌舞伎稲荷神社です。歌舞伎座改築中にいろいろ曰くある神社になってしまったんですが、真相はどうなんでしょうね。
普段は無人ですが、祭祀は鐵砲洲稲荷神社が行っているようです。
この日は歌舞伎座が休演日だったんですが、プロントの方から回って歌舞伎座タワーの5階に上がる事ができます。そこの「土産処 楽座」で授与されています。
御朱印は書置きですが、けっこう大き目です。
しかし、銀座は中国人だらけになっていますね。至る所で大声で話しているし、でかいスーツケースを道に並べて集まっているから勘弁してほしいです。
長國寺(三の酉)【台東区千束】
鷲神社で御朱印頂いて、そのまま長國寺に来ました。が、社務所に行くと御朱印は10時からと言われ、1時間以上あるんで歩いて浅草寺に行くことにしました。
お詣りだけ先に済ませて、長國寺を後にします。
なんだかんだで15時くらいに戻って来ると、すごい人混みです。
なんとか潜り抜けて社務所へ行きますが、御朱印が書置きなせいか鷲神社と違い行列はなかったです。
社務所の中には巨大な熊手があります。壮観です。
出口を抜けても人、人、人。
グルッと回って道路の向かいから見ると入口見えないです。
鷲神社も同様。早めに動いてよかったと思いました。
本当は御主題いただきたいんだけど、なぁ。
鷲神社(三の酉)【台東区千束】
三の酉で鷲神社へ再訪。朝の9時過ぎに着いたんですが、前夜祭の余韻が残りつつ準備の真っ最中な感じでした。でも、昼過ぎには歩くことも出来ないほどの人混みになるので、早めに来て良かったです。
三の酉なので熊手もだいぶ落ち着いてきていましたが、それでも様々な種類の熊手がありました。
サンリオがでっかいオリジナルの熊手を買っていました。特注?
三の酉の御朱印です。酉の市の時は日本武尊のスタンプが追加されます。
日付も「おとりさま」と表記されます。
成子天神社【新宿区西新宿】
新宿副都心の高層ビルの中にある成子天神社。新宿の大ガードから青梅街道を都庁方面に行くとあるんですが、本当にビルの谷間に突然現れます。
なんか、思ってたより全体的に小奇麗です。
どうやら2013年に大改修工事があって現在の佇まいになっているとの事ですが、なんだか全体的に作られた感があって若干の居心地の悪さがあります。
どうやら三井不動産が中心となって神社の再生プロジェクトというのを行っていたようですね。それで、どうにも商業臭さが漂っているんだと合点がいきました。
歴史のある神社仏閣を地域全体で守っていくのは素晴らしい事だと思います。ただ、なんかもう少し自然な感じにしても良かったんじゃないかなと。なんだろ、朱塗りの色味のせいなのかな?ちょっと、言い方悪いけど下品に感じてしまいました。
天満宮なので、撫で牛さんが座っておられます。
コンパクトな本殿も、どことなく今風な佇まいです。
成子天神の御朱印は独特なデザインです。これは好きです。
太宗寺【新宿区新宿】
新宿御苑駅のほど近くにある太宗寺。たまたま自転車で新宿を横切っていた時に何も知らずにフラッと寄ったんだけど、すごく由緒のあるお寺でした。
なんでも、江戸時代にこの辺りが「内藤新宿」と呼ばれる由来になった内藤家の菩提寺だという事です。という事は、歌川広重の『四ッ谷内藤新宿』の風景がまさにこの近所。それにしても構図が凄いです。
「四谷 新宿 馬糞のなかに あやめ咲くとは しおらしい」
「あやめ」とは飯盛女、いわゆる遊女を指すんですね。岡場所として栄えた当時の繁華街である内藤新宿の雑踏と、そこに咲く花(遊女)の対比が見事です。てか、今も昔も新宿は新宿ですね。そして、そんな江戸に流行った歌にある風景をそのまま浮世絵にした広重のセンスが全開に光る傑作です。
という事で、そんな太宗寺に入るとすぐに大きなお地蔵様が出迎えてくれます。江戸六地蔵の一つ「銅造地蔵菩薩坐像」です。でかい。
その先には閻魔堂があります。毎年7月15日16日には御開帳するとの事で、中には閻魔様と奪衣婆像が安置されているみたいです。来年、是非拝みたいですね。
本堂はなんだかとても近代的な造りです。本堂内の曼荼羅や十王図も閻魔堂とあわせて御開帳されるらしいです。
閻魔堂の向かい側に不動堂。
塩かえ地蔵とお稲荷様も鎮座しています。
境内には野良の子たちが沢山、悠々自適に過ごしていました。
御朱印は本堂横の社務所で頂けます。
まず御本尊の阿弥陀様。
「新宿山の手七福神」の布袋様です。
こちらは「江戸六地蔵」です。
そして閻魔王の御朱印です。あれもこれもとお願いしてしまいましたが、丁寧に対応して下さいました。必ず御開帳の時にまた来ます。